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読めよぉー。(´;ω;`)

あとプレイしたり、観たりしろよ。アメコミ翻訳はじめました。

バットマン:ダークナイト リターンズ Part 1&2

先月の更新が2回だけというのは、さすがになまけすぎたなと思うので、
週1回は更新していきたいと思います。できるだけ。

あと、今後はもっと手を抜いて書こうと思います。
分からない人向けにいちいちゼロから説明するのもめんどくさいし冗長だし、
それが更新頻度低下につながっちょるのよ。

で、もう9月だしホラー回も充分だろってんで、今回はひさしぶりにアニメをば。
バットマン:ダークナイト リターンズ』(Part1-2)のBD。
アメコミ読者にはお馴染み、フランク・ミラー原作の同名コミックの初映像化です。

ダークナイト リターンズ(DKR)が分かんない人は、
ウィキペディアで調べてください。→ここ
ま、要するに暗くてシリアスな現代バットマンの先駆け的作品ってことです。

絵柄は現代っぽくスッキリした描線にアレンジされてて、
アクションシーンではところどころアニメ独自のアレンジも加わってて、
バットマンの難解なモノローグはだいぶ省略されてますが、
基本的なストーリーは、コミックに沿ったもの。

引退したバットマンの復活 → トゥーフェイスとの戦い
 → ミュータント団との抗争 → ジョーカーとの戦い → スーパーマンとの戦い
……の5エピソードがうまくまとめられており、過不足ない感じです。
パート1&2の2枚組というのがよかったのかもね。

で、肝心の作画についてですが、これが非常に見事。ガシガシ動く。
スピーディーな戦闘シーンから重みと衝撃を感じさせる殴り合いまで、
これぞダークナイトってな具合に縦横無尽です。

コミックの方だと、荒っぽい線とゴツゴツした質感が強くて、
一枚絵のイラストの連続として見ている印象でしたが、
このアニメだとシーンごとの一連の動きがしっかりつながっており、
見ていて思わず目を引き付けられる。
パート1の序盤、復活したバットマンが闇夜を背景に
ジャンプしてポーズ決めるシーンは鳥肌立つレベル。銀行強盗を追跡するところね。

アクションシーンでは特にスーパーマンとの戦いが白眉。
(クライマックスってのもあるんだろうけど)
パワードスーツを着込み、手持ちの武器と知恵を総動員して
最強のヒーローとガチバトルを繰り広げるブルースの姿は理屈抜きでカッコいいし、
「やっぱこれだよ!」と快哉をあげたくなる。

もちろんジョーカーさんとの戦いもグッド。
痛そうな生身の感覚がよく出てるし、やっぱジョーカーさんは悪だなと再認識できるわ。
最後にツバをペッて吐きかけるシーンがいいよね。

ところどころにアニメ独自に小ネタがあるのもよかった。
少年の部屋の壁にスーパーマンのポスターが貼ってあったり、
お店のコミックコーナーに『ウォッチメン』や『V・フォー・ヴェンデッタ』、
サンドマンコミックが店頭に並んでいたり。


原作よりマイナスなところ違いを挙げるとすれば、
コミックで結構な分量を割かれている一般市民キャラのセリフなどは
主要なものだけを残してほぼカットされてます。
なので、さまざまな登場人物の視点からバットマン
多角的に描き・語るということでいえば、コミック版のほうが濃いです。

あとは、ゴードン本部長が禁煙してるってことでしょうか。
コミック版だとタバコをたしなんでいたんですが、本作では禁煙ガムをかんでた。
いーじゃねーかと思うけどね、たかがアニメで何もそこまで。
まあ、これは完全な個人的趣味なので、別に気にすることでもないです。

全体的に見れば傑作ですし、特典映像も豊富で資料的価値も高いので、
ちょっとでもバットマンに興味があるなら買って損はしないです。
何より、滅多に発売されないアメコミアニメの日本語版というだけでも買い。

コミック版DKRを読んだ人にはもちろん、
このアニメからDKRに触れる人にもオススメ。
ノーラン版バットマンしか触れたことのない人でも十分楽しめます。観ろよぉー。