The Legend of Korra - Book one : AIR 日本語ストーリー紹介(1)

The Legend of Korra のストーリー紹介やってる日本語サイトがどこにもないっぽいので、ここであらすじを紹介していきます。時間が空いたときに、ちょっとずつです。つたない英語スキルで観たので、ところどころ勘違いがあるかもですがご了承くださいませー。

なお The Legend Of Korra は Book One から Book Four まで全52エピソードあります。今回はBook One、全12エピソードのうちエピソード3までを紹介。当然ながらネタバレ注意でお願いします。

 

●エピソード1 "Welcome to Republic City"

アバター・アンが火の国による侵略戦争を集結させてから、およそ70年。世界は小さなトラブルを抱えながらも、おおむね調和を保っていた。繁栄が続く中で、新たな科学技術も発達した。電気、自動車、電話、軽飛行機などなど……。さらに、4つの国のどこにも属さない連合共和国も誕生した。

アンの死後、新たなアバターとなったのは、南極の水の部族で暮らす活発な少女、コラだった。幼少期からアバターとして高度な訓練を受けてきた彼女だったが、どうしても気の技だけが使えるようにならない。そんな中、アンとカタラの息子であるテンジンが彼女のもとを訪れる。彼は共和国の首都「共和城」のリーダーの一人であり、優れた気のベンダーでもある。テンジンから訓練を受ければ、気の技が使えるようになるかもしれない……。そう意気込むコラだったが、緊急呼び出しを受けたため、テンジンは急きょ共和城へと戻ってしまった。

コラは気の技を教わるチャンスを捨てきれず、周囲に内緒でテンジンの後を追うことにした。仲のいいシロクマ犬のナーガとともに。

共和城についたコラは、早速トラブルを起こす。ギャングのチンピラたちを、技を使ってねじ伏せたのだ。しかし共和城内ではベンダーの戦いは禁じられており、コラは警察に連行されてしまう。コラの尋問にあたったのは、リン・ベイ・フォン署長だった。リンはアンの仲間、トフ・ベイ・フォンの娘であるが、コラがアバターと聞いても特別措置を認めない堅物。駆け付けたテンジンからの説得で、リンはようやくコラを釈放することを認めた。

テンジンはコラが騒ぎを起こしたことをとがめ、実家へ戻るように言う。しかし、技をマスターしたいというコラの思いを受け、テンジンは自らが暮らす共和城内の離島「テンプル島」にとどまってもよいと承諾する。コラの存在はすぐに共和城内に知れ渡り、彼女は新たな試練の生活を始めることになるのだった。

 

●エピソード2 "A Leaf in the Wind"

テンジンのもとで気の技の修行を受けるコラだったが、瞑想を中心とした修行内容は彼女の性格にはあわないものだった。一方、テンジンの子どもたち(つまりアンの孫)、ジノーラ、イッキ、ミーロたちは、軽々と気の技を披露する。修行がうまくいかないいら立ちから、コラは気の技の歩法を学ぶ訓練道具を破壊してしまう。

テンジンに諫められたコラはテンプル島を飛び出し、共和城中心部にあるアリーナへと向かう。そこでは、ベンダーたちが3人1チームで技を競う人気スポーツ、プロ・ベンディングがおこなわれていた。プロ・ベンディング観戦はテンジンから禁止されていたものの、ひょんなきっかけから、コラはチーム「ファイア・フェレッツ」に参加することになる。

ファイア・フェレッツは、火のベンダーであるマコ(兄)と、土のベンダーであるボリン(弟)による兄弟チーム。当初、マコはアバターであるコラの参加を快く思っていなかったが、試合を通じて臨機応変にコツを吸収していく彼女をチームの一員として認めるようになる。一方でテンジンも、コラが実戦形式を通じて自然と気のベンダーの歩法・身のこなしを身に付けていくのを目の当たりにし、コラにはコラにあったやり方があるのかもしれないと認める。コラはテンジンに無礼を謝罪しつつ、気の技の修行を再開するのだった。

 

●エピソード3 "The Revelation"

プロ・ベンディングのトーナメント大会へ参加することが決まっているファイア・フェレッツだが、試合参加費が足りないことが発覚した。父・母が死去しているマコとボリンの兄弟は、自分たち以外に頼るものがいない。ボリンは一時的にギャングたちに雇われることを内緒で決めた。

ボリンが帰ってこないことにしびれを切らしたマコは、コラとともに彼を探しに出かける。情報屋からボリンがギャングのアジトへ向かったことを聞き出したが、そこで目にしたのは、反ベンダー集団”イコーリスト”に連れ去られるボリンの姿だった。実は共和城では、非ベンダーたちによる反ベンダー運動が、水面下で広まりつつあった。それは、ベンダーたちを追放し、非ベンダーが街の実験を握るべきだとする運動だった。

ボリンの身を案じたコラとマコは、反ベンダーたちの秘密集会に忍び込む。集会ではイコーリストのリーダーである仮面の男、アモンが恐るべきデモンストレーションおこなっていた。アモンはギャングたちの額に手を当て、そのベンダー能力を永久に消し去ってしまったのだ。ボリンも土のベンダー能力を奪われんとしていたが、すんでのところでコラとマコのかく乱作戦により逃げ出すことに成功した。

ボリンを救出したコラは、アモンが見せたベンダー能力の消去術についてテンジンに報告する。テンジンはコラに対し、「ベンダー能力を恒久的に消し去ることができるのは、アバターだけだ」と告げた。