The Legend of Korra - Book Two : SPIRITS 日本語ストーリー紹介(2)

The Legend of Korraの日本語ストーリー紹介です。Book two(シーズン2)の全14エピソードのうちエピソード1を紹介。ネタバレ注意でお願いします。

 

●エピソード2 "The Southern Lights"

闇の精霊の襲撃から一夜明け、コラはウナラクのもとで精霊たちを扱うためのトレーニングを始める。その第一ステップとして、南極点へ向かう必要があると話すウナラク。コラはそれを了承する。

一方、テンジンは家族と兄・ブミ、姉・カイアとともに南の気の寺へとやってきた。寺を守る侍者(気のベンダーではない)たちから歓迎を受けるテンジン一家だが、ブミとカイアに対してはテンジンのように気のベンダーではないと知ると、いささか落胆した表情。ブミとカイアはそれにすねた様子を見せる。

コラとマコ、ウナラクは南極点へ向かう準備を始めていた。そこへコラの父・トンラクが現れ、自分も同行すると話す。ウナラクは彼の存在がコラの集中力を妨げてしまうとしてそれを断るが、トンラクは譲らず、結局ついてくることになった。コラは、2人の話しぶりから、過去に何かあったことに気づき、それを父にたずねる。しかしトンラクは質問をしりぞけ、一行にブリザードに注意するよう警告する。父の態度にいら立つコラ。

南極点へ向けて出発する間際に、ボリンとエスカ・デズナの3人も加わることになった。コラは父に対し、トレーニングの邪魔はしないように告げる。

南極点への道中、ウナラクが説明する。「南極点での目的は、コラが精霊門を開くことだ。精霊門の付近には光と闇の精霊がおり、精霊たちのバランスが崩れれば、闇の精霊が勝ってしまうだろう。明日の冬至が終わる前に、コラが門に到達する必要がある」。

雪原で闇の精霊たちに狙われていることに気づいた一行は、洞窟でキャンプを張る。そしてウナラクは、トンラクこそが闇の精霊に狙われている原因だと指摘する。トンラクはついに自分の過去について話す。

トンラクは若いころ、北極の水の部族の一員だった。軍の指揮官として、街を襲う蛮族たちから街を守っていたが、あるとき蛮族たちが“聖なる森”と呼ばれる森林地帯へ逃げ込む。トンラクとその部隊は蛮族らに攻撃をしかけ、その過程で“聖なる森”も破壊されてしまった。

それが森に棲む精霊たちの怒りを買った。部族の首都が闇の精霊たちに攻撃され、街は大きなダメージを負う。ウナラクが精霊たちを中立化させたものの、トンラクは責任を取るために街を追放され、南の水の部族で暮らすことになった……。

話を聞いたコラは、なぜ今まで教えてくれなかったのかと問い詰める。トンラクは「家族の問題で、お前に心配をかけたくなかった」と答えるが、コラは「秘密もお守りも、もう必要ない」と言い返す。

そのころ、気の寺ではジノーラたちが過去のアバターについて学んでいた。ミーロやイッキは遊んでばかりだが、歴代のアバターたちの石像が並ぶ部屋で、ジノーラは何か不思議な気配を感じ取る。

再び南極。南極点に近づく一行。トンラクはコラに話す。「お前が怒りを感じるのはもっともだ。だがお前には私と同じ過ちを繰り返してほしくない。われわれの物質界と精霊界とは、2つに分かれているべきなんだ」。しかしコラは、「アバターは物質界と精霊界の懸け橋になるべき存在でしょう。これはそのためのチャンスなの」と言い返す。

トンラクは、精霊に関するウナラクの考えは間違いだと言う。一方、ウナラクは「火の国による100年戦争で、南極では物質界と精霊界のバランスが崩れてしまった。だから闇の精霊たちが怒り狂っているのだ」と話す。

そうこうしているうちに、ブリザードに巻き込まれる。さらに突如、闇の精霊たちが一行を襲撃。ウナラクの精霊術でどうにか切り抜けられたものの、物資を奪われてしまう。トンラクは引き返すべきだと訴えるが、コラはそれを拒否し「引き返すのは父さんよ」と返答する。トンラクはそれを受け入れ、一行から抜ける。

しばらくのち、ようやく南極点付近にまでたどり着いた。ウナラクが言うには、精霊門は南極点にある凍り付いた森の中に位置するという。そして、精霊門を開き、物質界と精霊界の均衡を回復するためには、アバターひとりでそこへ行かなければならないという。

コラはそれを承諾し、ひとり森へと入っていく。内部ではたくさんの闇の精霊たちから攻撃を受けるものの、アバターの真の力を解放して、すんでのところで精霊門を開くことに成功する。

コラが精霊門を開いたと同時に、空が光を放つように輝き始めた。同じころ、気の寺にいたジノーラは、とあるアバターの木像が光を放っていることに気づく。

森から出てきたコラをマコ、ボリン、ウナラクらが迎える。ウナラクは彼女の働きを褒め、南極だけでなく世界中のバランスが回復に向かうだろうと述べた。

精霊門の開放に成功した一行は、街へと引き返す。しかしそこで待っていたのは、港に続々と到着する北の部族の戦艦だった。不安げなコラに対し、ウナラクは「南極での精霊の弱まりを治すためだ」と告げる。 

LEGEND OF KORRA: BOOK TWO - SPIRITS

LEGEND OF KORRA: BOOK TWO - SPIRITS