転職について(2):転職方法、避けた方がいい仕事、要注意の仕事、避けた方がいい会社

前提

  • この記事内に書いてあることは一般論です。「私の場合に応用するには?」を考えながら読んでみてください。
  • 「なんとなく辞めて、なんとなく次の会社を選び、なんとなくまた転職する」というのが最悪の失敗パターンです。これを避けるため、「判断基準・判断軸を決める」ということを意識した内容になってます。

転職方法

  • 媒体:いわゆる転職サイト(リクナビNEXTなど)や求人誌などに掲載している求人広告に直接応募する方法。求人数が比較的多いため、基本は転職サイト利用をおすすめ。ただし”釣り求人”みたいなやつも一部ある。2022年時点だとリクナビNEXTDODA、GREEN、キャリアトレックの4つに登録することオススメ。女性の場合は「女性の転職」もプラス。Indeedは使わなくていいです(記載内容がしょぼいので)。
  • 人材紹介会社:AG(エージェント)と相談しながら転職先を探す。AGはあなたを転職させることで、紹介先(=転職した企業)から一定の紹介料を得る。なので、基本「転職しましょうよ」で接してきます。相談できるメリットはあるけど、利益優先で適当な会社に転職させようとするAGも一定数いるのがデメリット。若かったり、初転職だったりすると、AGの言葉に流されがち。なので、転職2回目以降、かつある程度ビジネスのいろはを知った30歳以上の人が使った方がよい。
  • ハローワーク:求人広告や人材紹介会社への紹介料を払えない(払いたくない)会社が使うところ。いまだに「雇ってあげる」感が強いので基本はお勧めしない。40代以上、仕事選ばない、ブルーカラー系か地元密着系であれば使用も視野に入る。
  • リファラ:いわゆる「人づて」での転職。その知り合いが信頼できる相手であれば検討の余地あり。「いい会社だからうち来ない?」で誘われることになるけど、「いい会社」の定義が違うと不幸になるケースも。キャリア観のズレがないか注意。信頼できない相手(特にお金に関して信頼できない相手)の場合は、誘いを受けないほうがベター。
  • 直接:会社のホームページ等に直接応募する。企業の採用ページはだいたい情報が雑です(というか必須情報が足りてない)。「採用ページはあるけど、どこにも求人出していない」という企業は、ハロワ同様に採用予算がないケースが多いので、基本おすすめしない。

避けた方がいい仕事

  • 施工管理系:工事現場の管理監督を行う仕事。食いっぱぐれはないかも知らんけど、それを上回るデメリットとして、めちゃくちゃキツい。
  • 対面の個人営業:ノルマがキツい。新電力、ウォーターサーバー、保険、古物買取などの個人営業は特に。営業力は鍛えられるけど、ビジネスとしても薄利多売系が多い。
  • 携帯ショップ店員:こちらも数値目標がキツめ。覚えることも多い。
  • 飲食店員:シンプルにキツい。コロナ。

要注意の仕事

  • 不動産の営業、証券の営業:ウルトラ営業パワーがあればめちゃ稼げる。ノルマの厳しさは鬼舞辻無惨クラス。人としての倫理もわりと試される。
  • インフラエンジニア(保守運用監視):市場価値の高いスキルが身につくけど、夜勤や土日勤務は覚悟が必要。設計までできるようにならないと、働き方はなかなか楽にならない。
  • タクシー運転手:会社次第ではノルマきつい。夜勤、土日勤務も普通。慣れると適度に稼いで、適度に手を抜ける。当然ながら事故遭遇の可能性が高い。
  • 警備:雑踏警備、交通誘導などは立ち仕事メイン、夜勤あり。施設警備は座れるタイミングあるけど、それでも拘束時間長め。やること変わらないので、慣れると楽。
  • 製造系:ライン工など。就業のハードルは低く、ルーチンワークで楽と言えば楽。ただし将来性には乏しい。自動製造装置に置き換えられる可能性あり。

要注意の会社

  • 同族経営。2代目社長が息子。社長の妻が専務、など。よほど知名度の高い企業でない限り避けるべき。
  • パワハラ、セクハラ、労働争議関係で事件になった会社。
  • 会社ホームページがWeb1.0感あったり、更新が1年以上放置されている会社。
  • 社長の顔が検索してもまったく出てこない会社。
  • キャリコネ等の会社クチコミサイトで極端な悪評しかない、あるいは極端な悪評と極端なホメが混在している会社。クチコミサイト以外の掲示板等も参考に。
  • 代表を含めて社員が20代しかいない。もしくは40代以上しかない。
  • 事業内容がアダルト系、情報商材系、消費者金融、流行系飲食店(タピオカ等)、探偵業など。