活字
戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫 JA 183) 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文...の他のレビューをみる» 神林 長平 早川書房 寒いね、今年最後の作品紹介になるかしらん。 神林長平、『戦闘妖精・雪風』です。神林作品、3つ目か。 時は近未来、南極に突如として現れた…
ナイトシフト〈2〉トウモロコシ畑の子供たち (扶桑社ミステリー) ナイトシフト〈2〉トウモロコ...の他のレビューをみる» スティーヴン キング 扶桑社 書籍媒体であれば小説でも漫画でもホラージャンルは好きなんだけど、 なぜかスティーブン・キングって読ん…
更新頻度のことは、言うな。いちおうまだ続いてます、ホラー回。今回はこれ、アーサー・マッケン『パンの大神』。おおかみ、と読みます。 パンといっても、あんパン食パンカレーパンのパンではなくて、ギリシア神話に登場する牧神のほうのパン。山羊の角と、…
勇気ってなんだろう (岩波ジュニア新書) 勇気ってなんだろう (岩波ジ...の他のレビューをみる» 江川 紹子 岩波書店 まさかの時の岩波ジュニア新書!という、パイソニアンにしか通じないネタはどうでもいいとして、最近、「いったい勇気とは何ぞや」、という…
日本一のマンガを探せ!―20世紀最強のコミックガイド (別冊宝島 (316)) 日本一のマンガを探せ!―20世...の他のレビューをみる» --- 宝島社 マンガが趣味です、と、人に言うと、まー、十中八九「どんなの読んでるの?」と聞かれますわな。それはいいんですが、…
世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1) 世界の中心で愛を叫んだけも...の他のレビューをみる» ハーラン・エリスン 早川書房 なんと、ブログ始まって以来、この記事が99本目らしいです。うち15本が日記なので、作品紹介としては84本目なんだ…
九百人のお祖母さん (ハヤカワ文庫SF) 九百人のお祖母さん (ハヤカ...の他のレビューをみる» R.A. ラファティ 早川書房 おっ、なんか2回続けて活字作品ってなぁ初めてのことかしらね。SFです。R・A・ラファティ『九百人のお祖母さん』。短編集です。このラフ…
前回のエントリで「虚構船団」と書いていましたが、正しくは『虚航船団』でした。関係者各位にご迷惑おかけしたことをお詫び申し上げます。 というわけで、再読し終わったので、取り上げます。筒井康隆、『虚航船団』。今までいろんな活字を読んできましたが…
ストーカー (ハヤカワ文庫 SF 504) ストーカー (ハヤカワ文庫 SF...の他のレビューをみる» アルカジイ・ストルガツキー,ボリス・ストルガツキー 早川書房 さみーな、おい。雪だよ、雪。寒いっつーか冷たいぞ。という気候のあいさつとは全く関係なしに、今回…
将棋の子 (講談社文庫) 将棋の子 (講談社文庫)の他のレビューをみる» 大崎 善生 講談社 勝負の世界に生きる人たちに憧れます。それこそ、「この勝負ですべてが決まる!」というような、あるいは、勝っても負けても身を焦がしてしまうような勝負の世界。そこ…
トリフィド時代―食人植物の恐怖 (創元SF文庫) トリフィド時代―食人植物の恐...の他のレビューをみる» ジョン・ウィンダム 東京創元社 (1963-12) 大抵の人は一度は次のような妄想をしたことがあると思います。人類が何らかの原因で極端に減少してしまい、自分…
おっと、何げにあれだ、同じ作者の別作品を取り上げるのは初めてだ。まあ意識的に避けてたんですけど。今回は神林長平、『魂の駆動体』です。『敵は海賊』と同じ作者ですね。 例によってざっとあらすじ。時は近未来。人々が意識だけの仮想空間“HIタンク”へと…
マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男 マネー・ボール 奇跡のチーム...の他のレビューをみる» マイケル・ルイス ランダムハウス講談社 「『マネー・ボール』、いわゆる金球(きんたま)」と言って本書を推薦してきたのは俺のかつての教授ですが(実話)…
幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341)) 幼年期の終り (ハヤカワ文庫 ...の他のレビューをみる» アーサー・C・クラーク 早川書房 なんかSFはひさしぶりな。クラーク先生の『幼年期の終り』です。 面白すぎて、面白さを伝えきる自信がないのだけれど。 物語は…
分解された男 (創元SF文庫) 分解された男 (創元SF文庫)の他のレビューをみる» アルフレッド・ベスター 東京創元社 アルフレッド・ベスターといえば、『虎よ、虎よ!』のほうが有名だと思いますが、 本作も傑作です。というかこちらのほうが一般的には読みや…
敵は海賊・海賊版―DEHUMANIZE (ハヤカワ文庫JA) 敵は海賊・海賊版―DEHUMANIZE...の他のレビューをみる» 神林 長平 早川書房 尊敬している文筆家、3人いまして、 先だって紹介した『覇者の驕り』のデイヴィッド・ハルバースタム、 『山月記』、『悟浄歎異』な…
覇者の驕り―自動車・男たちの産業史〈上〉 (新潮文庫) 覇者の驕り―自動車・男たちの...の他のレビューをみる» ディビット ハルバースタム 新潮社 著者のデイヴィッド・ハルバースタムは、 アメリカのジャーナリストであり、ノンフィクション作家であり、 そ…