読めよぉー。(´;ω;`)

あとプレイしたり、観たりしろよ。アメコミ翻訳はじめました。

Fables vol.3 "Storybook Love" (翻訳その3)

※『Fables』は、おとぎ話を題材にしたアメコミです。悪の勢力によって、おとぎ話の世界“ホームランド”から追放されたさまざまなキャラクターたちが、現実世界で素性を隠しながら生活しています。キャラクターたちは自らをフェイブルズと称しています。

青髭の屋敷。ベッドに横たわるのは裸身の青髭本人と、同じく裸身の女性】

???「あのゴブリンの執事に、私の視線に対していちいち肉体を誇らしげにするのをやめるよう言ってくれないかしら」

青髭「ふむ。俺は同性愛者の趣味はないし、オスのゴブリンの前で恥ずかしがる気もない」

青髭「ホブズはもともと魔王軍を解雇されたんだ、お前や俺のようにな、ゴルディロックス

青髭とベッドを共にしていたのは、ファームの革命騒ぎの首謀者であるゴルディロックスだった。彼女は下着を身に付けながら答える】

ゴルディ「私の何を知ってるわけ?」

青髭「知ってるとも。必ず自分の部屋に来るようにとホブズを誘ったこともな」

ゴルディ「彼が言ったの?」

ゴルディロックスは、彼女のオリジンである「三匹のクマ」の子グマと寝たこともある。非人間キャラに対する趣味があるのかもしれない。

青髭「俺には何でも報告するさ、あいつは。お前の振る舞いに困っているそうだ」

ゴルディ「女に興味はないってこと?」

青髭「少なくとも人間の女にはな。だからあいつにちょっかいを出すな。あいつにはあいつの仕事があるんだ」

ゴルディ「だってヒマなのよ。こんなひと気のない場所に缶詰にされた上に、ここ数カ月で会ったのはあなたとホブズの2人だけよ。気晴らしさえあれば、どうにか慣れると思うんだけど…」

青髭「無理な注文だな。お前に安全な場所はどこにもない。この国の全フェイブルズがお前を探し回っているぞ」

【2人の会話を戸棚の影から盗み聞きしていたのは、前回から潜入調査しているネズミのレックスと小人のウィルフレッド】

レックス「なんてこった」

ウィルフレッド「ゴルディロックス青髭の家にいるとは!」

ゴルディ「で、いつ安全な場所まで移してくれるのかしら? 見返りに私は何をすれば? 口でヤる以上のことをやってあげればいいの?」

【レックスとウィルフレッドはすぐさま行動に移す】

ウィルフレッド「行くぞ、レックス。直ちに報告せねば!」

青髭「それ以上だよ。俺がお前をかくまう以上にリスキーなことをやってもらう」

【視界の端で動くウィルフレッドたちに気づいたゴルディロックス

ゴルディ「えっ?」

青髭「お前をかくまう以上にリスクが高いことを…」

ゴルディ「そうじゃない、何かネズミみたいなやつがいる!」

青髭「心配するな、ネズミからも守ってやるさ」

ゴルディ「バカ、こいつらただのネズミじゃないわ! 畜生、マウスポリスよ! 捕まえるか殺すかして!」

青髭「だが…!」

【ウィルフレッドを背に乗せて走り出すレックス。ゴルディロックスは、壁に立てかけてあった斧を手に取り、彼らを追いかける】

ゴルディ「やつらが逃げる!」

ウィルフレッド「走れ、レックス! 風のように!」

レックス「風を巻き起こして!」

ゴルディロックスが放った斧の一撃をかわすレックス】

レックス「俺は風よりも速く走れますよ」

ゴルディ「こっちよ!」

青髭「おっと」

【裸のまま追いかけていた青髭。シーツが足にからまって顔面から地面に倒れる】

ゴルディ「早く立ちなさい、うすのろ! やつらが逃げる!」

青髭「そうは言うが、俺はそいつらの姿さえ見てないんだぞ」

【廊下を抜け、出入口まで逃げ切ったウィルフレッドとレックス】

ウィルフレッド「出口だ!」

レックス「わかってます」

レックス「やりましたね、警部。万々歳だ」

【しかしその時、小さな投げナイフがレックスを串刺しにした】

ウィルフレッド「レックス!」

レックス「早くここから逃げて、警部。私はやり遂げました」

ウィルフレッド「しかし…」

レックス「使命を果たすんです!」

【ウィルフレッドはためらいながらも扉の隙間から逃げた】

ホブズ「これは何でしょう?」

【投げナイフを放ったのはホブズだった。串刺しになったレックスの死体を見やる】

ホブズ「実に興味深い」