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読めよぉー。(´;ω;`)

あとプレイしたり、観たりしろよ。アメコミ翻訳はじめました。

Xenoblade(ゼノブレイド)

いやいや、2週間も空けてしまった。おじさん大反省。(言うのはタダ)

でまあ2週間、何やってたかというと、
前回の更新でお伝えした通り、Wiiの『ゼノブレイド』やってました。
お盆休み9日間のうち、5日間はゲームに費やしたな、はっはっは。

まあそんなことはどうでもいい。『ゼノブレイド』の紹介を。

Wiiのソフトです。ジャンルはRPG。2010年の作品。
これまで洋ゲーをおもに(かつ意図せず)取り上げてきましたが、
本作はドが付くほどのJRPG。しかし、新しい時代のJRPGだと信じています。

ストーリー紹介。
太古の昔、巨神と機神という超巨大な(まじデカイ)神様が、
お互いの存続をかけてガチンコで戦い、そして2神ともに倒れた。
はるかな年月ののち、両者の死骸のうえに生き物が誕生する。
巨神の体にはホムス(人間)が、機神の体には機械生命体である機神兵が。

機神兵たちから侵攻を受け、滅ぼされんとしていたホムスたちだったが、
神剣モナドを振るう英雄ダンバンの活躍によって、辛くもこれを退ける。

侵攻から1年後、ホムス側は平和を取り戻し、モナドは研究施設に収められる。
主人公のシュルクはその力の秘密を研究していたが……。


戦闘システム紹介。
3Dフィールドからシンボルエンカウントでシームレスでつながります。
ざっくりと言えば『ドラゴンエイジ』シリーズに似たシステム。
パッと見はアクションっぽいですが、通常攻撃はオートで行われ、
プレイヤーの操作キャラ以外は独自AIで攻撃・防御・回復を行います。

といってもやることが少ないわけじゃない。
味方や敵キャラの動きを把握しつつ、最適な位置取りを行い、
ヘイト(敵からのターゲット)を管理して撃たれ強いキャラを囮(おとり)にしたり、
その間にベストなタイミングで魔法使いキャラの必殺技を叩き込んだり、
あるいは神剣モナドの力で“数秒先の未来”を防御したりと、
仲間と協力した戦略が求められる仕組みになってます。
連携攻撃がうまくいくと、一気に形勢逆転できたりするので爽快感もある。


本作の特長として、とにかく“広い・デカイ・多い”ということが挙げられます。

例えばフィールド。3Dであちこち走り回れるんですが、
それまでの日本のRPGにはなかったほど広い。

箱庭ゲーみたいに、全フィールドがシームレスでつながっているわけではないです。
いくつかのフィールドを行き来しながら世界を探索していく感じ。
それでも、ひとつひとつフィールドがメチャクチャ広い。
高低差や見つけにくい隠れポイントなんかもあって、
探索が好きな人にはたまらないです。限定的ながらファストトラベルもあり快適。

神様の死骸が大地となっているので、
腕や手、頭などのカタチがそのまま残されており、見た目にも面白い。
草原から海、洞窟、雪山、湿地帯までフィールドがいろんな表情を見せてくれるのも◎。

そんなバカ広いフィールドを闊歩するのは、多種多様なモンスターたち。
ザコからボス以上に強いユニークモンスターまでが揃っており、
ラスボスより強い敵もごろごろいる。大抵デカイ。まじデカイ。
そいつらを狩って回るもよし、倒さなくてもよし。
倒すなら、クリア以上のレベル上げと創意工夫が要求される。
倒さないと進まないサブクエストもあるけど、無視するかどうかはプレイヤーの自由。

そうです、サブクエストもあるんです。
基本的にお使いがメインなんだけど、たぶん200以上ある。
レアなアイテムが必要だったり、強力なモンスターを倒さないといけなかったり、
いくつかのクエストがつながってたり、そもそも発生条件が厳しかったり……。
全部のサブクエを解決するとなると、かなりのやり込みが必要。


ことほど左様に広大なフィールド、強大なモンスター、多数のサブクエが散らばる本作。
もちろん、メインストーリー以外の要素は無視してもいいんだけど、
そこでやり込んでしまうのがゲーマーという種族なわけで。
やり込むことで判明する新たな世界設定などもあるし、
何より戦闘とレベル上げとフィールド探索が楽しいので、時間をかけるのが苦にならない。

キャラクターも魅力的で、少なくとも不愉快になるようなヤツはいない。
戦闘時のかけ合いが豊富で、聞いているだけでも楽しい。
キャラ同士の親密度で解放される「キズナトーク」という会話イベントも多数あり、
仲間たちの細かい心情や性格を描写するのに一役買ってます。


ただ、逆を言えばその膨大さが「めんどくせー」につながりかねない危うさもある。
例えば、クエストはおつかいばかりな印象が否めない。
多少数を減らしてでも、もうちょっと中身のあるクエストを用意すべき。
あとジェムクラフトや物々交換、街の人のキズナグラムなどのシステムも、
これは別になくてよくね? プレイヤーの想像に任せればさあ。

ストーリーとその演出は、よくも悪くもJRPG的。
「世界の運命がー、神がー、彼女がー」な側面が強いお話です。
決して面白くないわけではないし、二転三転する驚きに満ちたストーリーですが、
最近は洋ゲーばっかりやってた身としては、ちょっとむずがゆかった。
ただま、ここらへんは好き嫌いの問題。

あと、グラフィックはさすがに見劣りする。
まあ3年前のゲームでこれだけのボリュームだからね、仕方ないね。


それでも、「これまでの日本のRPGとは違うぞ!」感を強く出そうと意識している。
そんな印象を受けた作品です。そしてそれは8割方成功している。と思う。えらい。

JRPGらしいストーリーに戦略性の高い戦闘メカニック、
広いフィールドに多数のクエスト、膨大なやり込み要素をうまく融合させてます。
正直なところ、『ドラゴンズドグマ』よりよっぽど海外向けにアピールできると思う。
あ、音楽も素晴らしいです。
特にユニークモンスター戦の「名を冠する者たち」と「機神界フィールド」が名曲。

寄り道しながらプレイすれば、1週クリアまでに余裕で100時間超えるので、
時間がっつりあるときに遊ぶか、あるいはじっくり取り組むのが吉。
なお開発元のモノリスソフトは、WiiUで新作の『ゼノ』シリーズを開発中。らしい。
ひさしぶりに日本のRPGで面白いと思った。オススメ。プレイしろよぉー。